彼方から渡って来た海風が
波頭をおさえつけ
笑いながら丘の上を駆け上がる
子犬の鳴き声は松林をかすめ
鳶の羽毛を不意に震わせた
(Kamakura, from "Indian Summer")
2010.04.14 (Wed) 言葉は生きるもの
このウェブサイトの【dialogue】に掲載している、カナダ人環境活動家、セヴァン・カリス=スズキとの対話が、2年後に刊行される全国中学校の英語の教科書に使われることになりました。セヴァンが日本に残してくれたメッセージは本当に重要だと思う。僕自身、彼女のこの言葉に大きな刺激を受けた。彼女のメッセージを多くの人に伝えられる機会を得ることが出来て、本当に嬉しく思います。
言葉は、その言葉を自分自身が生きた時に初めて有効なものになる。額に入れて飾っても仕方ない。セヴァンはそのことについても非常に真摯な人だった。
2年後の中学生たちは、彼女の言葉から何を得るのだろうか。
2010.04.12 (Mon) travelogue #32
子ども達が遊び場に残していく痕跡も、この場所をかたちづくる風景として記憶され残っていくのだと思う。クリエーションとイマジネーション。そのあいだで伸びやかに生きていくこと。
(2010.03. Zushi.)