鷲尾和彦

Making of a Photography book “Station”


 
4日間に渡る写真集の印刷が始まりました。今日はその初日。東京印書館のプリンティングディレクター高柳昇さんをはじめ皆さんのチームワークが本当に素晴らしく。言葉になりきれない思いをしっかり汲んで頂き、まるで一緒に歩いているように感じました。こういう感覚、久しぶりです。写真家の意図を丁寧に読み取っていただきました。そして、最終的にはこうした不安を乗り越え、予想を超えたクオリティへと達することが出来たと確信しています。普段とは異なり、感染症リスクを防ぐために印刷機の前にまでは行けませんでしたが、窓越しからオペレーターの皆さんへ深く感謝の念を送りました。
 
初日終了後は、念願の「原爆の図 丸木美術館」へ。車でわずか数分のところにその美術館はありました。ちょうど今週から再開されていて開館時間が短縮されているにも関わらず受け入れて頂き恐縮しました。丸木夫妻による「その絵」はもちろん、お二人の長い制作の軌跡に圧倒されました。そして、砂守勝巳さんの写真展も本当に素晴らしかった。編集者の高松さんと二人きりで、これらの作品をゆっくり観れるなんて、なんという幸運。学芸員の岡村さんとお話しすると、以前、僕の展示も見ていただいていたとおっしゃって頂き感激しました。
 
久しぶりの長距離ドライブだったけれど、突然の大雨にも濡れたけれど、やっぱり人に会うこと、人の手仕事に出会えることは、なによりも嬉しいことだと痛感した一日でした。そして、こうして時間をともにできる人たちに出会うことは奇跡的なことなんだと痛感しています。本当にみなさん有難うございます。
 
もうすぐ、写真集はできる予定です。予約期間は本日まで。アマゾンでも予約可能ですが、小さな出版社さんですので、できれば直接出版社のウェブにアクセス頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
 
写真集『Station』(夕書房)予約ページ(別ウインドウが開きます)