鷲尾和彦

鳥羽市海女文化写真展 『神の漁場』

鳥羽市海女文化写真展 『神の漁場』というプロジェクトに参加しています。2015年から今年正月にかけて、三重県鳥羽市沿岸の漁村や、3つの離島(菅島・答志島・神島)を中心に、写真家の齋藤彰英さんとともに撮影を続けてきました。

東京は2月27-28日(土-日)の2日間のイベント形式で、本プロジェクト監修の多摩美術大学・芸術人類学研究所の港千尋先生とともに、トークイベントも行います。またトークイベント参加者限定で、非売品の小冊子(作品15点を収録)を配布いたします。郷土料理の実演と試食もあります。
それに先立ち、鳥羽市では、2月7日(日)から21日(日)の期間、合計108点の写真を全てポスターにし、離島を含め、駅・漁港・飲食店など、鳥羽市内の日常空間に一斉に貼り出し展示するという企画を実施しています。
写真ギャラリーという閉じた空間ではなく、もう町中全部をギャラリーに見立ててに、ゲリラ的に展示してしまおう!というアイデアです。「鳥羽」なので108枚。駅・マリンターミナルなどの公共施設、漁港・食料品店・居酒屋・民宿など漁村生活に密接な関わりを持つ場所、そして実際にこの1年で撮影に足を運んだ場所が展示空間に変わります。ぜひお近くにお越しの機会がございましたら楽しんで頂ければ幸いです。
今朝は早朝からポスターを抱えて島巡り。神島からさきほど菅島に着きました。フェリー乗り場でポスター貼ってると、地元の方々と話に花が咲いて楽しいです。さっきは漁師さんがとれたばかりの法螺貝を持って来てくれて、その場で叩き割って刺身を頂きました。(初めて!旨い!)
皆んなで手分けしながら、この数日間で108(toba)点の写真ポスターを鳥羽各地に貼り出します。
  
(※鳥羽市海女文化写真展 『神の漁場』のご案内はこちら。)
  
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